母の事。

私の母

私は、こういう姿の母しか覚えていません・・・。

私の記憶の中の母は、このモンペ姿で、いつも家業に忙しくしていました。

私の母は、私が11歳の時、34歳の若さで亡くなりました・・・。

父は、生活力のない坊ちゃん育ちの我儘物で、家を潰し、酒を飲んでは母に暴力を振るうような人間でした。

小さいなりに母をかばっては、私も父に叩かれたものです。

そうして母は、働いて働いて癌を患い、私達の運動会に行ってやらなきゃと言いながら、子供たちを案じたまま亡くなりました。

子供は いくつになっても母の面影を求めるものです。

私も、きっと死ぬまで母の温もりを恋しがるのでしょうね。