ふと湧き出る言葉を 自作の絵や写真と一緒に綴っています。
澄みきった冬の空を 切り裂くように
一機のジェット機が 一直線に 飛んでいった・・・
真っすぐな 一筋の飛行機雲を
美しい水縹（みはなだ）色の空に 白く残して・・・
ふと 貴女の事を 思い出す・・・
貴女は ジェット機のように 生き急ぎ
人生を 駆け抜けてしまったね・・・
私の心に 優しい笑顔と 恋しさを置き去りにして
まるで 空の彼方へ消え去る ジェット機のように
貴女は 若くして 逝ってしまった・・・
愛し子への 募る想いを抱えながら・・・
何処までも 消えずに続く 飛行機雲のような 貴女の痕跡が
あれから 幾十数年も過ぎたのに
今も消えずに 私の心に 残ってる・・・
それは 何処までも 優しく 暖かく 懐かしく
そして 何処までも 寂しくて 切なくて 果てしなく恋しくて ・・・
今でも私は 貴女の残した痕跡を辿り
その先に 貴女の姿を 探しています・・・
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君は 春・・・
君の笑顔が 私に 生きる勇気を与えてくれる・・・
早春の野に 力強く咲く 黄色いタンポポの 花のように・・・
君は 夏・・・
君への想いは 私の心を 熱く燃やす・・・
それは まるで 熱い日差しに灼けつく 黒い砂鉄の 砂浜みたいだ・・・
君は 秋・・・
君が 只 傍に居るだけで 私の心は豊かな幸せで満たされる・・・
まるで 秋の実りを共に啄（ついば）む
切ないほどに仲睦まじい 番（つがい）の鳥の姿を見るように・・・
君は 冬・・・
君の寝顔は 私の心に穏やかな 心静かな安らぎの時をくれる・・・
深々（しんしん）と 静かに降り積もる綿雪が
地上の全てを ふんわりと優しく覆って行くように・・・
君は 私の人生の 四季・・・
私の人生に 巡り来る季節の喜びも悲しみも・・・
いつも 君と 共にあるから・・・
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古いアルバムの 写真の中の貴方（あなた）は
何か もの言いたげな顔をして写ってる・・・
あの頃・・・
顔を合わせる度に 貴方は 時間が止まったように
そういう表情を 私に向けたね・・・
貴方は 何も語らずに・・・
私の胸の 高鳴りも知らず・・・
私には この胸の 苦しいほどの切なさを
貴方（あなた）に伝える勇気も無くて・・・
貴方への 想いの一つも 伝えぬままに・・・
長い 時の流れが 貴方の写真を
いつの間にか セピア色へと染めて
私の心に 懐かしさを駆り立てる・・・
古い アルバムの中の貴方は 何か もの言いたげで・・・
私は あの時の 貴方の眼差しが
何を伝えたいのかも 聞かぬまま・・・
聞く勇気も 無いままで・・・
初恋は・・・
心ばかりが ときめいて・・・
想いを伝える 勇気も無くて・・・
想いを 確かめないままに
遠く離れて それぞれの人生・・・
時が流れて・・・
年老いて
古いアルバムを めくる度
セピア色に変わってしまった 写真の中の
何か もの言いたげな貴方（あなた）を見ると
私の心も セピア色の世界へと
貴方に会いに行くのです・・・
貴方の眼差しの・・・
伝える言葉が 聞きたくて・・・
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たった一度だけの 限られた人生だから・・・
人生の幕切れが 迫りくる命だから・・・
だから 今・・・
この時を 精一杯に生きている・・・
怠（なま）け者の自分に 負けたくない・・・
貴重な時間を 捨てるようなものだから・・・
甘ったれの自分を 許したくない・・・
残り僅かな人生を 無駄にするようなものだから・・・
今の この時が・・・
大切で・・・もったいなくて・・・
生きている今だからこそ・・・
この 一瞬一瞬の時間の中に
私の「大好き」を 詰め込んで暮らしたい・・・
全ての出会いを 慈しみ・・・
溢れ出る愛しさに 心満たされ暮らしたい・・・
いつか 必ず訪れる終焉（しゅうえん）の時に
大好きという想いに包まれて 眠れるように・・・
読んで下さって有難うございます。
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この 世界中の・・・
本当に美しいものと 出会うために・・・
人の命は
生かされてるのかも 知れないね・・・
心が 震えるほどの・・・
涙が 溢れるほどの・・・
そういう 美しいものに巡り会って
生きている喜びを 感じる為に・・・
多分 それは・・・
当り前のように 身近に溢れていて・・・
私が 只 気づかないだけかも知れない・・・
私の心に それに気づくアンテナが無いから・・・
既に その中で生きている事に 気づくために・・・
心のアンテナの チャンネルが合って
満たされた心で 時を歩いてゆけるようにと・・・
この命は 生かされてるのかも知れない・・・
心が 震えるほどの・・・
涙が 溢れるほどの・・・
そういう 命の喜びと
私は これから幾つ 出会えるのだろう・・・
読んで下さって有難うございます。
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