一人静かに過ごしていると
昔々の思い出が 次から次へと湧いては消える
長い年月は記憶を夢か幻へと風化させ
思い出の欠片（かけら）となって ボンヤリボンヤリ霞をかけて蘇る…
あの時あの頃の あれほど激しかった感情は
いったい何処へ消え去ったのだろう…
良い事も 苦しい事も 長い時間が全てを
いつの間にか懐かしさに変えてくれた…
人生様々な出来事があったけど
その全てがあって 今の私が在り
何よりも 今も私はこうして五体満足で生きている
蘇るのは 夢か幻のような思い出の欠片…
全ては過ぎ去った嵐のようなもの…
今こうして 心静かな時間を生きられている
もう それだけで幸せ
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