いろはにほへと
色は匂えど…
咲き乱れる花々の香りが
虫達を惹きつけてやまないように
我にも そういう時代があったっけ…
もう 遥か昔の事だけど…
散りぬるを…
いつの間にか年月は過ぎ
全ては燻んだように色褪せた…
老木の桜の葉が晩秋を迎えて 色づいて
やがて 舞い散り静かに逝くように
我も自分らしい色となり
優しい風が迎えに来たら
躊躇うことなく 静かな笑顔で散って逝きたい…
読んで下さって有難うございます。
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