姿なき悪魔

心の存在を試すかのように

 

 

 

苦しみを蒔き散らす コロナウイルスという名の姿なき悪魔・・・

 

 

 

コロナという 太陽から放たれしプラズマの名を持つ生命体は

 

 

 

何故生まれたのだろう・・・

 

 

 

 

 

地上に生きる命を 只 脅(おびや)かすだけの生命・・・

 

 

 

それは 見えずとも確かに存在し

 

 

 

自らの命を生かす為 宿主となる人間の肉体を求め 漂う・・・

 

 

 

母を求める子のように

 

 

 

愛に飢え 人間の肉体に 温もりを求めているかのごとく・・・

 

 

 

 

 

コロナという名のウイルスよ・・・

 

 

 

お前が どれ程 肉体に寄生し 蝕(むしば)もうとも

 

 

 

決して 心まで滅ぼすことは出来ないのだ・・・

 

 

 

肉体を蝕(むしば)んで お前が見たものは

 

 

 

人間の愛の姿・・・

 

 

 

それは 子を守る母猫のように お前に牙をむくだろう・・・

 

 

 

 

 

姿なき悪魔よ・・・

 

 

 

お前が猛威を振るうほど

 

 

 

人の心は支え合い 助け合い 互いに強く結びつく・・・

 

 

 

そうして融合し 大きな塊となった心は 壮大な愛の力を牙として

 

 

 

母猫のように お前に立ち向かってゆくだろう・・・

 

 

 

 

 

太古より様々な困難を乗り越えて

 

 

 

命が繋がれてきたように

 

 

 

お前も その困難の一つに過ぎず

 

 

 

人は 決して屈しない・・・

 

 

 

 

 

コロナウイルスという名の生命体よ・・・

 

 

 

見えずとも お前が存在するように

 

 

 

人間の心のエネルギーは 確かに存在する・・・

 

 

 

愛する者を守ろうとする力・・・

 

 

 

互いに繋がり 助け合い 支え合う力・・・

 

 

 

そして 共に生きようとする力・・・

 

 

 

その力は全てを創造する神に近き 善のエネルギー・・・

 

 

 

決して悪魔は 人を滅ぼすことは出来ない・・・

 

 

 

人の心に 愛が宿っている限り・・・

 

 

 

 

 

 

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