一本の木

「一本の木」

冬の木

 

冬の寒空に 雪を被りながらも すっくと立っている木々を見て 思う・・・

 

 

 

一本の木の枝の 先々にまで行き渡っている 生命の源は

 

 

 

地中深く張り巡らせた毛根が 吸い上げたもの・・・

 

 

 

 

細い細い 枝の先々まで 瑞々しく

 

 

 

根の吸い上げた養分が 大きな木の全てに 行き渡っている・・・

 

 

 

決して 機械のようにモーターがあるわけではなく

 

 

 

何かの動力を 使っているわけでもない・・・

 

 

 

その 神秘的な 聖なる 仕組み・・・

 

 

 

木々も 人間と同じように 生命を与えられ 生きている・・・

 

 

 

木々は木々としての 生命を持っている・・・

 

 

 

鳥も・・・

 

 

 

魚も・・・

 

 

 

動物も・・・

 

 

 

皆 それぞれの命があるように・・・

 

 

 

植物も 植物としての命が 与えられているのだと

 

 

 

今更ながらに 確信する・・・

 

 

 

 

何も言わず 只そこで じっと立ち続けながら

 

 

 

年輪を重ね 成長してゆく木々を見て

 

 

 

「あぁ あの木にも 私と同じ命が宿っているんだ。」と

 

 

 

何だか 同じ仲間のような気持になって

 

 

 

思わず 「頑張れ!」と 呟いた・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

読んで下さって有難うございます。

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