老いてきたせいだろうか…
歩んで来た長い道のりを
この頃 時々ふと振り返るようになった
どん底の地の底を這いずり回っているような
絶望に捕らわれていた頃もあった
寂しさと悲しみばかりが纏わりついて
生きる喜びを見つけられない頃もあった
けれど そんな中でも人との暖かい関わりはあって
誰かの優しさや思いやりを受けていたことに気づく
苦しい時代も 決して一人ではなかった…
あの人達の優しさが…
あの時受けた暖かい思いやりが…
あの頃の私を今に繋げてくれている
人は どんな時も救いはあり
注がれる優しさや労わりはあるのだと思う
もう今は遠い 過去に出会った思い出の中のあの人達へ
この想いを伝える術はないけれど
溢れる想いはどうしようもなく
思い出が蘇る度に 「ありがとう」を
独り言のように呟いてしまう…
読んで下さって有難うございます。
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