「もしも・・・」
もしも・・・
この目が 見えなくなったら・・・
もしも・・・
何の音も 聞こえなくなったら・・・
もしも・・・
手足が 動いてくれなくなったら・・・
世の中には 暗闇の中に生きる人もいる・・・
その人は どれ程 愛しき人の表情を
その目で見たいと願ったろう・・・
音という存在を 知らずに生きる人もいる・・・
その人に 聞かせたい・・・
大地に溢れる 命の響きを・・・
心が 動け動けと 叫んでも
指先一つも 動かない・・・
死ぬことさえも 出来ないと
涙を流す 人もいる・・・
私が 生きている今は・・・
その人達が 焦がれるように願った暮らし・・・
五体満足という事が どれ程 大きな幸せか・・・
すでに 大きな幸運に 恵まれながらも 気づかない・・・
もしも・・・
この目が 見えなくなったら・・・
もしも・・・
何の音も 聞こえなくなったら・・・
もしも・・・
手足が 動いてくれなくなったら・・・
心に もしも・・・を 我が身に例えてみた時に・・・
当り前に生きられる 日常こそが
自由で 大きな幸せの証(あかし)だと
はっと 気づかされるのです・・・
五体満足に 今 生きている私・・・
力一杯生きなくて どうするの・・・
読んで下さって有難うございます。
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