カテゴリー: ポエム

「生きようぞ！」

一月元旦・・・

又　心新たに迎える事が出来た　新しい歳・・・

今日から　又　私の命は　産まれ直し・・・

今朝　目覚めた瞬間から　再び　新しい時が　動き出す・・・

昨年最後の日　それは昨日の大晦日・・・

心の奥まで鳴り渡る　荘厳（そうごん）な　除夜の鐘の響きと共に

去年という　過去の全てが清められ　新しい歳へと引き継がれた・・・

全ては　去年の続きのようでありながら

全ては　新しい歳の清浄なる息吹に　清められ

新たな日々の　始まりとなる・・・

生きようぞ！

生きようぞ！

苦しみも　悲しみも・・・

喜びも　愛しさも・・・

全ては　生きていればこそ・・・

一月元旦

目出度くも　清々しき　新しい時の　始まりを

再びに　迎える事が許された　この我が身・・・

さぁ　又　今日から　心ゆくまで

新たな時を　　生き直そうぞ・・・

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「生かし召せ・・・」

生きるためには　食わねばならぬ・・・

何かの命を奪って　その身を食わねば　人の命は保たれぬ・・・

それは命ある者の　逆らいようのない仕組み・・・

今日も　沢山のものを　食べた・・・

食べ物として　私に出会った　縁ある命の片割れは

私の身体の血肉となって　今日という日を生かしめる・・・

今に命を繋げてる　この私の肉体は

どれ程の命を食ろうて　ここまで生きてきたものか・・・

我よ・・・

生かし召せ！　生かし召せ！

縁あり　食ろうた命の分も

食ろうた我が身を　生かし召せ！

食われた者の命と共に

今　この時を

力いっぱい　生かし召せ！

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「彼の人」

何気なく・・・

遠い　碧き日々を　ふと想う時がある・・・

初恋の

彼の人の微笑みは・・・

今でも　私の心を　温かく照らす・・・

彼の人の　瞳の輝きは

漆黒の空に輝く　星のように

今も真っすぐに　私の心に　透き通った光を放つ・・・

あの日から・・・

あの碧き時代から・・・

それぞれの道へと　羽ばたいた　あの時から・・・

長い年月が過ぎた・・・

全ては　移り変わり・・・

私も　すっかり老いてしまったけれど・・・

心の中の　彼の人は・・・

私の中で　永遠に・・・

あの頃と　変わらぬ笑顔で

まるで　眠る子猫を包む　陽だまりのような

優しい温もりで

私の心を　満たしてしまう・・・

あなたは今も　あの頃のように

旅立った　遥かなる彼岸の国から

変わらぬ笑顔で　微笑みかけているのでしょうか・・・

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「涙の湖」

私の心の中には　湖がある・・・

今にも溢れそうな　涙の湖がある・・・

その湖は　笑顔の裏に隠されて　誰も気づく事はない・・・

誰もの心の奥底に　涙の湖は　あるのだろう・・・

泣いて・・・

泣いて・・・

涙の止まらない日々が　あっただろう・・・

心の奥底に　今にも溢れそうな　涙の湖を秘めながら

人は・・・

それでも笑顔で  生きている・・・

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「命の価値」

この世界には　様々な　無限の命が

それぞれの命の灯（ともしび）を　燃やすように生きている・・・

人間と　それらの命の価値は　何が違うのでしょうか・・・

人間の身近に生きる　犬や猫だって・・・

寂しいものは寂しい・・・

苦しいものは苦しい・・・

悲しいものは悲しい・・・

人間と　感じる物の何が　違うのでしょうか・・・

愛してくれる人間を　信じて愛し・・・

生まれた我が子を　精一杯　守り育て・・・

その姿は　人と何が違うのでしょうか・・・

その　愛しき命を宿した者たちを

人間が　只の物のように扱っていい訳がない！！！

どんな生き物も　我が子を育む愛は深く

精一杯に　その命を守り生きている・・・

すべての愛しき　命あるもの・・・

その命は　か弱き小さな命ではあるけれど・・・

愛も　命の喜びも　知っている・・・

悲しみも　苦しみも感じてる・・・

私達　人と同じように・・・

その身体には　赤い血が流れている・・・

人間と　命の個性は違っても

その眼（まなこ）は　真っすぐに

その魂の　言葉を話す・・・

人という存在は　縁ある命の幸せを

守り育んで　生きるべきだと　思うのです・・・

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