「やりたい事が 尽きない病気」
何をしても 面白い・・・
あれもしたい これもしたい
見るもの全てに 興味が尽きない・・・
だから やりたいことが一杯で
いつも いつも 時間が足りずに 忙しい・・・
そんな自分は きっと それが病気なんだと思っている・・・
やりたいことが 尽きない病気・・・
いつも いつも 自分を忙しくしてしまう病気・・・
どうして 私は こんなにも激しく 病的に
次々と あれも これもと 没頭するものに出会うのだろう・・・
一つのものにのみ 心を注ぎ続ければ良いものを・・・
だけど・・・
一つのものを とことん突き詰めれば
ある瞬間・・・
何故か まるで憑き物が落ちたように 虚しさが込み上げてしまう・・・
私は 何の為に こんな事をしていたのだろうと・・・
まるで 深い眠りの夢から覚めて 我に帰った者のように・・・
何度も何度も そういう事を性懲りもなく 繰り返してきて
今 思う・・・
あれもしたい これもしたいと
心のままに 今まで 没頭してきた物事は
きっと ずっと 自分の魂が やりたくて仕方のなかった事だったんだと・・・
人間の魂に 前世というものがあるならば
今 私が 楽しくて楽しくて 夢中になってしている事は
きっと 私の前世の 何処かで生きた人が 代(か)わる代(が)わる現れて
残した未練の思いを 昇華しているのではないのかと・・・
今日も 私は 尽きない好奇心のままに
何かに夢中になって
あっという間に 一日を終える・・・
いつ 突然 幕が下りるか分からない自分の命に
まるで 生きる事を 急かされているかように・・・
読んで下さって有難うございます。
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