「母へ 2」

「母へ 2」

 

 

一杯の  味噌汁の温かさが

 

 

ほーっと 心の中まで 染み渡るとき・・・

 

 

母の笑顔が 浮かんでくる・・・

 

 

 

母が 畑で育てた大根の葉と

 

 

油揚げの味噌汁が 定番だったっけ・・・

 

 

 

遠い日の 母の姿・・・

 

 

手縫いの 粗末な衣服を着ていても

 

 

笑顔は 菩薩様のように輝いて 私の心に蘇る・・・

 

 

 

私も あなたを真似るように

 

 

畑で 野菜を 作っています・・・

 

 

 

あなたの 味噌汁を思い出し

 

 

自分が育てた 大根の葉で

 

 

油揚げを入れて 味噌汁を

 

 

家族の為に 作ります・・・

 

 

 

一杯の味噌汁の 温かさに蘇る 懐かしい 母の面影・・・

 

 

私の子供達も いつの日か 思い出す時がくるのだろうか・・・

 

 

温かい 一杯の味噌汁の中に 私の面影を・・・

 

 

母の顔

年を重ねるごとに母に似てきたといわれるようになり、今ではソックリだと言われます。


母を知る人も高齢になり、どの位似ているかは分かりませんが、それでも嬉しい気持ちになります。


遺伝子って不思議だね。私の中で、母は生きているんですね。


投稿者: 花咲 手毬

ご訪問、有難うございます。見て頂けて、嬉しいです。 私の咲かせた言葉の花が、誰かの心に届きますように…

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