「水 2」

「水 2」

里の川

 

 

水という存在の 不思議さよ・・・

 

 

 

その姿は 変幻自在・・・

 

 

 

どの姿が 真実なのか・・・

 

 

 

 

 

時には 姿を隠し 空気に潜み・・・

 

 

 

時には 雨となって 降り注ぐ・・・

 

 

 

寒い冬には  真白い衣装の 雪となり・・・

 

 

 

地上のすべてに 白無垢着せる・・・

 

 

 

寒い朝の軒先に 朝日に輝く 氷柱でさえも

 

 

 

水の姿の 一つでしかない・・・

 

 

 

 

 

水という存在の 偉大さよ・・・

 

 

 

その存在は 姿形を変えながら

 

 

 

地上の全ての 中に在る・・・

 

 

 

 

 

そして その現れは 様々で・・・

 

 

 

本性が 愛か怒りか 分からない・・・

 

 

 

 

 

生き物全ての 身体の中を

 

 

 

川のように 流れてもいる・・・

 

 

 

絶える間もなく流れ続けて その生命を生かしめる・・・

 

 

 

 

 

恵みの雨は 優しくて

 

 

 

全ての命を潤して すくすく 大事に育ててくれる・・・

 

 

 

 

 

けれど 時には 地獄のような 豪雨となって

 

 

 

激しい怒りの現われのように 地上の全ての命を奪い去る・・・

 

 

 

 

 

すくすくと 自ら育てた命でさえも

 

 

 

一瞬にして 無残な姿にしてしまう・・・

 

 

 

 

 

水という

 

 

 

存在は・・・

 

 

 

 

 

 

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投稿者: 花咲 手毬

ご訪問、有難うございます。見て頂けて、嬉しいです。 私の咲かせた言葉の花が、誰かの心に届きますように…

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