「一人ぼっち」
若い頃 一人ぼっちの寂しさで
心は 真冬の様だった・・・
寂しくて・・・
寂しくて・・・
心が・・・
寒くて・・・
寒くて・・・
温もりを 求めて彷徨った・・・
彷徨う心が 出会うのは
同じように 温もり求めて 彷徨う相手・・・
似た者同士が 引き合って
寒い心を 温(ぬく)めあう・・・
やがては 人の親となり
只 ひたすらに 子を育て
一生懸命 家族を守る・・・
一生懸命・・・
一生懸命・・・
やがて 月日は 流れ過ぎ
私は 老いて
気が付いた・・・
一生懸命 生きてきて
寂しい想いが 消えていた・・・
家族の為に 生きたつもりが
私の心が 温(ぬく)まっていた・・・
一人ぼっちの 温もりと
一人ぼっちの 安らぎに
今 私は 包まれている・・・
沢山の 思い出と共に・・・
読んで下さって有難うございます。
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