「無限のもの」
光・・・
水・・・
空気・・・
炎・・・
命・・・
愛・・
慈しみ・・・
想い・・・
不思議な事だ・・・
生きるために 無くてはならないものが
全部
無料で
それも 無限に 揃っている・・・
ふと湧き出る言葉を 自作の絵や写真と一緒に綴っています。
「無限のもの」
光・・・
水・・・
空気・・・
炎・・・
命・・・
愛・・
慈しみ・・・
想い・・・
不思議な事だ・・・
生きるために 無くてはならないものが
全部
無料で
それも 無限に 揃っている・・・
「法蓮草」
暖かい 秋の日に
ビニールハウスの中に 越冬用の 法蓮草の種を 蒔きました・・・
ビニールハウスの中は ポカポカと 暖かい・・・
種は一斉に目を覚まし すくすくと育っていく・・・
外の風の厳しさも
雨の冷たさも知らないで・・・
法蓮草が育ってゆく程に 冬は深まりを増し
やがて ビニールハウスも 雪に覆われていきました・・・
それは それは 厳しい寒さの冬でした・・・
日差しが春めいてきた頃の ある暖かい日
久しぶりにビニールハウスへ 法蓮草を摘みに行きました・・・
法蓮草・・・
冬の寒さで 育った葉っぱが まるで引き裂かれたかのように 割れていた・・・
厳しい寒さで 凍てついたんだね・・・
だけど・・・それでも・・・
茎の真ん中に 可愛い 可愛い 花穂をつけて
まるで その花穂を ボロボロになった葉で
大切に守るようにして・・・
生きていた・・・
それは まるで・・・
大切な愛し子を 我が身で包(くる)んで
たとえ 我が身が朽ちようとも
厳しい寒さから 子を守ろうとする 強い母の姿にも似て・・・
何だかポロポロ 涙が こぼれた・・・
生きる強さに・・・
生き抜こうとする その姿の健気さに・・・
摘んで・・・ 洗って・・・茹でて・・・
その間ずっと 「ありがとう」と 言葉が こぼれた・・・
有難う・・・
あなたの命の強さを頂いて 私も強く生きていきます・・・
「ねぇ・・・不思議だと思わない?」
ねぇ・・・ 不思議だと思わない?
小ちゃな 小ちゃな 一粒の種が
大きな 大きな キャベツになったよ・・・
まるで 魔法みたいだね・・・
この世界は 魔法で溢れてる・・・
ねぇ・・・ とても不思議だと思わない?
まるで 人の為に用意されたみたいに 様々な恵みのあることが・・・
すべての恵みも 皆それぞれの場所で 生きていた命なんだね・・・
その命を頂いて 人は 自分の命を繋いでいるんだね・・・
色んな命に 人は生かされているんだね・・・
小ちゃな 小ちゃな 一粒の種が
土のベッドの中で 目を覚まし・・・
まるで背伸びをするように
どんどん どんどん大きくなった・・・
生きている 生きている・・・
何もかもが 命という
謎の魔法をかけられて
生きるという 生命の目覚めを起こす・・・
なんて不思議な この世界・・・
命という 魔法に溢れたこの世界・・・