12歳、花婆ちゃんです。

花ちゃん、お婆ちゃん、猫

花ちゃんも、以前住んでた家で保護した子です。

牛猫の小柄な子で、名前の通り、女の子です。

 

花ちゃんは、冬も間近の頃現れました。

 

家のベランダの前を度々、ヨタヨタと歩く骨と皮だけみたいなガラガラに痩せた子猫・・・。

それが花ちゃんとの出会い・・・。

向かいのお宅で、猫にご飯をあげていたので、それを食べたくて来ていたようでした。

 

ヨタヨタと、ふらつきながらも一日に何度も行ったり来たり・・・。

ご飯も食べることが出来ているのかどうか・・・。

まだ手の平に乗るくらいの小さな子猫でした。

目も鼻もグシャグシャ、あばら骨が分かるほど痩せ細っていました・・・。

色々食べ物をあげようとしても、警戒心が異常に強い子で、死ぬほどお腹が空いてるだろうに、決して近寄ろうとはしませんでした

小さい身で、どれ程の恐ろしい体験をしてきたんでしょうね・・・。

本当に気丈な子です。

それでも、通り道に好きそうな食べ物を置いておくと、咥えて持っていくようになりました。

骨と皮状態の小さな子猫が、ヨタヨタしながら口に食べ物を咥えて持っていく姿は、なんとも切ないものでした。

口に咥えた食べ物が、とても大きく見えました。

何日か過ぎて、どんどん寒くなって行き、さすがにこのままだと子猫は確実に死んでしまうと思いました。

もう、とても弱っているように見えました。

子供達と協力して、やっと何とか保護できました。

しかしその後の大変さは凄かったです!

花ちゃんの気の強さは半端じゃありませんでした!

さすが、気丈に生き延びた子だけあります!

ご飯を食べてくれるまで暫くかかりました!

私たちに気を許してくれるまで、2年以上かかりました!

その2年間というもの、引っ掻く、噛みつくで、撫でるどころか触れることも許しませんでした!

特に夫の被害は半端じゃなかったです。

毎日傷だらけです・・・。(笑)

2年過ぎたころから少しづつ慣れてきて、12歳になった今じゃ、こんな可愛い婆ちゃん猫です。

保護した時から、目も鼻もグシャグシャで酷いものでしたが、未だに目やにと鼻汁?が酷いです。

ヘルペスとのことで、時々、抗生物質のお世話になってます。

可愛いお花の花ちゃんの筈が、今じゃ鼻たれの鼻ちゃんと呼ばれてます。

残念!・・・(笑)

 

 

 

 

投稿者: 花咲 手毬

ご訪問、有難うございます。見て頂けて、嬉しいです。 私の咲かせた言葉の花が、誰かの心に届きますように…

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