朝、ポンちゃんと日課の散歩に行くと、広い雪野原に点々と、動物の足跡が続いていました。
多分、キツネでしょうか・・・。
この氷点下の寒さの中、夜中じゅう、餌を求めて歩き回っているようです。
真っ新な雪の上に、その足跡だけが点々と何処までも続いています。見えなくなるまで・・・。
何か食べることが出来たのか・・・。何を食べているのか・・・。昼間は、何処に身を隠してるのか・・・。
生きるという事は、どうしてこんなにも過酷なのだろうと思います・・・。
ふと湧き出る言葉を 自作の絵や写真と一緒に綴っています。
今日は、久しぶりにお日様が顔を出し、気持ちの良い日です。とはいえ、雪はそこそこ積もっていて、朝、ポンちゃんと散歩の後、1時間半の雪かきをしました。お天気は良いけれど、冷え込んでます。
雪は暖かいと、とても重くなるんです。だから、雪かきは今日みたいな冷え込んだ時のほうが、雪がサラサラで軽くて、やりやすいんですよね。冷え込みは厳しいけど、日差しが気持ち良いです。
雪かきを終えて家に入ると、ベランダのガラス越しに軒先から下がったツララが、日差しにキラキラしてるのが目に入りました。綺麗・・・。
まだ成長過程、毎年もっともっと大きくなります!
毎年ツララを見て思う事・・・。ツララも元は水なんだ・・・、水は、雪になったり、氷になったり、変幻自在に別物になって、なんて不思議なものなんだろう・・・。
いい年のお婆さんが、そんな子供みたいなことを思ったりしています
昨日から雪が、止むことなく降り続いています。大雪です!
今日は朝から3度の雪かき・・・。合計5時間・・・、雪かきで一日終わりました!もう、重労働です!
夫は、歩行が大変、手の指の関節も腫れて痛くて力仕事は無理・・・。
なので、当然雪かきするのは、私一人です・・・。
有難い事に、大きな用水路が家の前に流れていて、ママさんダンプでドンドン捨てられるので、大助かりです。
それでも、もともと農家さんの敷地なので超広い!家の前だけで1時間半かかります。
夕方、ポンちゃんと散歩に行く前に雪かきしたら、犬小屋に入らず、雪の降る中、雪かきが終わるのをポンちゃんはジーーっと私を見つめたまま微動だにせず、待っていました。
本当にジーーっと、固まったように、まるでお地蔵さんみたいに動かないで・・・。
そのうち、ポンちゃんの顔や身体に雪が積もって真っ白に・・・。
見かねて、3度、雪を払ってあげました。
じっと我慢して待ってる姿が、なんとも健気で、いじらしい・・・。
一時間くらいかかって雪かきを終え、散歩に行くときのポンちゃんの喜びのジャンプは凄かったです!
随分、辛抱強く待ってたものね。ポンちゃんは偉い偉い。
今日のような荒れた天気の日は、ホントいって散歩もしんどいなと思いますが、こんなに喜ばれちゃ頑張るしかありませんね。
ポンちゃんも、今年で9歳。
ここに移り住んで1年過ぎた頃、村の仲良しの叔母ちゃんが、一輪車に大きな段ボールを乗っけてやってきて、段ボールの中を覗くと、可愛らしい子犬が2匹。
何日も前から捨てられていて、可哀そうで拾ってきたとのこと。
自分は一匹しか飼えないから、何とか私にも一匹飼って欲しいとのこと。
うちには、前の住人が置いて行ったワンコが、すでに1匹居たんですが・・・。
2匹の子犬は、クリンとした、まん丸い目を真っすぐに私に向けていて、もう胸キュンキュンで、もう、これは縁だと思いました。
それが、ポンちゃんとの出会い。
なぜポンちゃんかというと、いつもご飯の食べ過ぎで、お腹がポンポンに膨れてたんですよね。
ポンポンのお腹が可愛かった。
だからポンちゃん。^^
先代のワンコは柴犬でした。
その子も、3年前に老衰で天国へ。
今は ポンちゃんが居てくれて良かったと思います。
ポンちゃんは、柴犬とコーギーのミックスらしいです。
胴長、短足、顔デカ!
そこがまた、可愛い!
だがしかし、可愛い見かけによらず、飼い主以外の人には吠える吠える・・・。
おまけに凶暴な一面もあり、帰省した息子と初対面した時、息子のお尻に噛みつくときた!
まぁ、番犬としては優秀ですが・・・
ポンちゃんの散歩は、夫の係だったのですが、昨年夫が痙攣を起こして倒れまして、オマケに足腰もかなり弱ってしまい、今は私の担当になりました。
ポンちゃんとの散歩は楽しいです。
田んぼも一面雪に覆われて、農道は貸し切り状態。
ポンちゃんと雪をかき分け、歩きます。
人っ子一人居ないので、ポンちゃんも思い切り走り回ります。
10分ほど遊ぶと、私のところに超特急で戻ってきます。
その時の姿の可愛いこと。賢い子なのよねぇ。(飼い主バカです・・・)
先日の大雪は、ここ2~3日の暖かさで大分嵩が減りました。
それでも、ポンちゃんの足、雪に埋もれてます。
足、短いから・・・アハハ・・・
可愛い・・・。