「命の 囁(ささや)き」

「命の 囁(ささや)き」

虹の橋

 

お日様の 降り注ぐ日差しの中で

 

 

 

風景の すべてのものが 煌(きら)めいている・・・

 

 

 

すべてのものに まるで何者かが 息を潜(ひそ)めて 宿っているかのように・・・

 

 

 

山々から・・・

 

 

 

茂る 草木から・・・

 

 

 

流れる川の せせらぎから・・・

 

 

 

流れる 雲から・・・

 

 

 

飛び交う鳥や 虫達から・・・

 

 

 

降り注ぐ 太陽の光・・・

 

 

 

煌(きら)めき揺れる 川面・・・

 

 

 

生きるもの すべてが・・・

 

 

 

存在するもの すべてが・・・

 

 

 

日の光に キラキラ キラキラと 美しく煌(きら)めいて

 

 

 

「私は ここに在(あ)る!」と 囁(ささや)いている・・・

 

 

 

 

 

 

 

「私の世界」

「私の世界」

鶴 舞

空は  空として

 

 

山は  山として

 

 

そこに在る・・・

 

 

 

草木は 只  そこに在り 風に揺れ・・・

 

 

 

石っころも 無造作に  只  そこに在る ・・・

 

 

 

 

川は  川として  流れ・・・

 

 

 

花は  花として  咲きほころぶ・・・

 

 

 

 

淡々と それらすべては

 

 

 

 

何一つの違和感もなく 一体となり

 

 

 

 

 

一つの風景を 形作っている・・・

 

 

 

 

 

私の 眺める この世の風景・・・

 

 

 

 

 

 

すべては 今 この瞬間だけの 一期一会の私の世界・・・

 

 

 

 

私が この目を 閉じたとき

 

 

 

幻のように 一瞬で消え去ってしまう 私の世界・・・

 

 

 

 

 

「見えない人達」

「見えない人達」

仲良し フクロウの雛

私が この世に生を受けた 瞬間から

 

 

只々 私を慈しみ 育ててくれた人達がいた・・・

 

 

どれ程沢山の愛情に 私は生かされてきた事だろう・・・

 

 

 

だからこそ・・・

 

 

 

私の命は 消えることなく 成長し

 

 

こうして 今も 生きている・・・

 

 

 

無償の愛を 私に注(そそ)いでは 去って行った 掛け替えのない とても大切な人達・・・

 

 

 

遠い 遠い昔の 懐かしい人達・・・

 

 

 

幼い私の命を 深い愛で 守り育ててくれた人達・・・

 

 

 

あなた方は随分早くに 二度と会えない世界へと 旅立ってしまったね・・・

 

 

 

その寂しさに 生まれた事を 恨んだ時代もあったけど・・・

 

 

 

寂しくて 寂しくて 死にたい時もあったけど・・・

 

 

 

それも今では 遠い昔・・・

 

 

 

今は 一日一日が とても大切でなりません・・・

 

 

 

あなた方は 見えないけれど

 

 

 

思い出が 蘇る度

 

 

 

今も 私を 変わらぬ愛で 包んでくれる・・・

 

 

 

そして その深い無償の愛の 暖かさは

 

 

 

今も 永遠(とわ)に 変わらない・・・

 

 

 

私が 思い出す度に

 

 

 

傍に寄り添う 見えない人達・・・

 

 

 

永遠の 無償の愛を ありがとう・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「誰の人生 生きてるの?」

「誰の人生 生きてるの?」

 

キジ猫 お爺さん猫

 

あいつのせいで 苦労する・・・

 

 

 

あいつのせいで 人生不幸・・・

 

 

 

そうやって すべてを誰かのせいにする・・・

 

 

 

貴方はいったい 誰の人生を生きてるの?

 

 

 

 

 

あいつのせいで こうなった・・・

 

 

 

こんな人生送るのは みんな あいつのせいなんだ・・・

 

 

 

 

 

誰のせいでもないのです・・・

 

 

 

何でも人のせいにする・・・

 

 

 

貴方が そういう人生を

 

 

 

選んで歩いて来ただけの事・・・